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【ランチ】11:30~14:30(LO.14:00)【ディナー】 17:30~22:30(LO.21:30)定休日/月曜日・火曜日
おせち 2010年版おせち計画 vol.18
毎日のように、年末のおせちのことばかり考えていると ふと、子供の頃のお正月を思い出しました。
何とも言えない、楽しいような・・・寂しいような・・・つい微笑んでしまうような 誰にでも、大切な想い出があると思います。
お正月の想い出ってありますか?
私は、京都の向日市で花農家の次男として生まれ 19歳までその地で育ちました。 この想い出話は小学生の頃のころです。
12月31日 朝起きると、6つ程あるお釜のうち2つ使って薪を焚き 手ぬぐい?ガーゼのようなもので、もち米をつつみ 4段ほど積み上げ、せいろでふっくら蒸しあげます。 勿論、もち米は我が家で栽培したものです。 (お釜で蒸したもち米は、最高においしかったです) その後、餅つき機でアツアツの蒸したてのもち米を こねては丸め・・・という作業を繰り返します。
その出来たての餅を片栗粉の上に広げ 鏡餅や雑煮用、お鍋用、おかき用と、それぞれ丸めます。 今は亡き祖母が一つずつ、熱そうな顔ひとつせず 上手に丸めていたのを想いだします。 働き者の良いおばあちゃんでした。 私と母と祖母との毎年恒例の行事で、楽しみな一日でした。
お餅のカットは、一日中ひんやりした温度の蔵での作業です。
(おかき用のおもち) もう一つの楽しみは、出来たての餅で作った雑煮です。 毎年同じ下りの会話『お正月には、ちょっと早いけど・・・』と言っては食べていました。
雑煮は、白味噌に煮た餅と頭芋、仕上げに鰹節、が我が家のスタイル。 (頭芋は、大人になった時、人の上に立つ立派な頭(かしら)になれますように・・・ という意味が込められているらしいです) 未だにお正月は、これを食べないと始まりません。
(現在の我が家の蔵) 30年前、私を可愛がってくれた祖母の元気な想い出が甦ります。 そうそう当時、家には漬物専用の部屋がありました。(現在は兄夫婦の家が建ってます) 壺に大きな石で重石をして、毎日10個ほどの漬物の壺を 混ぜていた祖母の姿を想い出します。
あ~、あの漬物美味しかったな・・・。 この先もあの味を超える漬物は、きっとないでしょうね。
それと、子供心にも手作りのおせちは、お正月気分を盛り上げたな~。 筍、京人参、数の子などなど。 (ちなみに筍は、日本一と言われる京都乙訓の竹藪を所有しているので自家筍です)
コマ回しや凧揚げ、福笑い・・・ なぜか、今はない遊びで盛り上がったな~。
(蔵の天井)
スミマセン。 長々と想い出に浸ってしまいました。。。
レストランでは、お正月の本や過去のおせちレシピなど ひっぱり出してきて、話し合っているので 夏というのに、頭がおせちのことでいっぱいです。
でも、皆様に楽しんでいただく為に 良いおせちを作りますので、どうぞお楽しみに!
おせち料理の食材探し続き (早期予約特典つき2010年版おせちのご予約はコチラから→ )
【アルザス】
26 Tarte a l’Oignon ~玉葱のタルト ~
キッシュロレーヌのように、パイ生地にアパレイユ その中に、ゆっくり炒めて甘味を十分に出した玉葱を入れ 焼きあげたシンプルなパイ料理。 →私は、南仏のオーベルジュで働いていたのですが その時、シェフパティシエのフランス人が、賄い担当だった時 この玉葱のタルトを焼いてくれました。 この他に、信じられないくらいチーズをたっぷり使ったタルトや 洋葱のタルトなど数種のタルトと辛味の多いサラダやスープ、デザートなど フランスでは、賄いもゆっくり時間をかけて食べるんですよね~。 バターや小麦粉が日本のものとは、全く違うので パイ生地自体、味に深みがあるのですが、 それに負けないアパレイユと玉葱。 やっぱり現地で作り、現地で食べなければいけない!と思ってしまいます。
・・・でも、私の考えるところは、和の伝統≪おせち≫です。 何かヒントを探してきます!
本日は食べたいリスト約40品中、26品目を紹介しました! 7/30はロレーヌ地方です。
24/10/15
24/09/29
24/09/23
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毎日のように、年末のおせちのことばかり考えていると
ふと、子供の頃のお正月を思い出しました。
何とも言えない、楽しいような・・・寂しいような・・・つい微笑んでしまうような
誰にでも、大切な想い出があると思います。
お正月の想い出ってありますか?
私は、京都の向日市で花農家の次男として生まれ
19歳までその地で育ちました。
この想い出話は小学生の頃のころです。
12月31日 朝起きると、6つ程あるお釜のうち2つ使って薪を焚き
手ぬぐい?ガーゼのようなもので、もち米をつつみ
4段ほど積み上げ、せいろでふっくら蒸しあげます。
勿論、もち米は我が家で栽培したものです。
(お釜で蒸したもち米は、最高においしかったです)
その後、餅つき機でアツアツの蒸したてのもち米を
こねては丸め・・・という作業を繰り返します。
その出来たての餅を片栗粉の上に広げ
鏡餅や雑煮用、お鍋用、おかき用と、それぞれ丸めます。
今は亡き祖母が一つずつ、熱そうな顔ひとつせず
上手に丸めていたのを想いだします。
働き者の良いおばあちゃんでした。
私と母と祖母との毎年恒例の行事で、楽しみな一日でした。
お餅のカットは、一日中ひんやりした温度の蔵での作業です。
(おかき用のおもち)
もう一つの楽しみは、出来たての餅で作った雑煮です。
毎年同じ下りの会話『お正月には、ちょっと早いけど・・・』と言っては食べていました。
雑煮は、白味噌に煮た餅と頭芋、仕上げに鰹節、が我が家のスタイル。
(頭芋は、大人になった時、人の上に立つ立派な頭(かしら)になれますように・・・
という意味が込められているらしいです)
未だにお正月は、これを食べないと始まりません。
(現在の我が家の蔵)
30年前、私を可愛がってくれた祖母の元気な想い出が甦ります。
そうそう当時、家には漬物専用の部屋がありました。(現在は兄夫婦の家が建ってます)
壺に大きな石で重石をして、毎日10個ほどの漬物の壺を
混ぜていた祖母の姿を想い出します。
あ~、あの漬物美味しかったな・・・。
この先もあの味を超える漬物は、きっとないでしょうね。
それと、子供心にも手作りのおせちは、お正月気分を盛り上げたな~。
筍、京人参、数の子などなど。
(ちなみに筍は、日本一と言われる京都乙訓の竹藪を所有しているので自家筍です)
コマ回しや凧揚げ、福笑い・・・
なぜか、今はない遊びで盛り上がったな~。
(蔵の天井)
スミマセン。 長々と想い出に浸ってしまいました。。。
レストランでは、お正月の本や過去のおせちレシピなど
ひっぱり出してきて、話し合っているので
夏というのに、頭がおせちのことでいっぱいです。
でも、皆様に楽しんでいただく為に
良いおせちを作りますので、どうぞお楽しみに!
おせち料理の食材探し続き
(早期予約特典つき2010年版おせちのご予約はコチラから→ )
【アルザス】
26 Tarte a l’Oignon ~玉葱のタルト ~
キッシュロレーヌのように、パイ生地にアパレイユ
その中に、ゆっくり炒めて甘味を十分に出した玉葱を入れ
焼きあげたシンプルなパイ料理。
→私は、南仏のオーベルジュで働いていたのですが
その時、シェフパティシエのフランス人が、賄い担当だった時
この玉葱のタルトを焼いてくれました。
この他に、信じられないくらいチーズをたっぷり使ったタルトや
洋葱のタルトなど数種のタルトと辛味の多いサラダやスープ、デザートなど
フランスでは、賄いもゆっくり時間をかけて食べるんですよね~。
バターや小麦粉が日本のものとは、全く違うので
パイ生地自体、味に深みがあるのですが、
それに負けないアパレイユと玉葱。
やっぱり現地で作り、現地で食べなければいけない!と思ってしまいます。
・・・でも、私の考えるところは、和の伝統≪おせち≫です。
何かヒントを探してきます!
本日は食べたいリスト約40品中、26品目を紹介しました!
7/30はロレーヌ地方です。