おせち　２０１０年版おせち計画 vol.17

南仏のマルセイユからバスク地方のバイヨンヌまで
寝台列車で約10時間かけて行くのですが
約２０年前、私がフランスに行ったとき
今回と同じように、寝台列車で
移動と宿泊を一度にしようと考えたときのことを少し聞いて下さい。

　自分のベッドに乗り、
　さあ、寝るまでどうやって時間をつぶそうか・・・と考えていた時　
　陽気に歌を歌う、どこの国から来たか分からない
　世界中を旅するバックパッカーがいました。
　
　当時の私は、プロヴァンスのレストランに
　長期間修行する予定だったので、大好きな梅干しを持っていました。
　
　私は、彼に話しかけたくて、ふとそのことを思い出し
　『プレゼント　フォー　ユー！』　と梅干しを一粒渡しました。
　
　彼は、なにやら不思議そうな顔をして・・・

　　　コレ、食べるの？　　　という表情。

　私は、どうぞどうぞ・・・　とジェスチャーし

　彼は、梅干しを一口で　パクっと　頬張りました。。。

　恐る恐る、彼を見ると・・・　　　　いかにも　“すっぱい”　という顔で

　私を見ながら・・・・・・

　　　　　　『　セ　ボン！　』　（美味しい）　

いや～、怒られるかと内心ハラハラしていたのですが
優しい対応に、これから始まる修行への不安いっぱいの気持ちが吹っ飛びました。

旅って最高ですね！　　

今回も持っていきましょうか・・・。

おせち料理の食材探し続き
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【アルザス】

25 Noque　～ノーク～

　　小麦粉、卵、じゃがいも、バターなどで作る団子（クネル）
　　イタリア発祥のニョッキです。
　　ニョッキは、オーストリア・ハンガリー帝国を経て
　　アルザス地方経由でフランスに入ってきたそうです。

　→アルザス風のノーク、一度食べてみたいですね。
　　小麦だけの団子って、結構世界中あると思いますが
　　世界制覇してみたいな・・・なんて本当に食いしん坊な発想ですね。
　　でも、おせちの付け合わせのヒントを
　　見つけることができそうな気がするんですよね。
　　
　　

本日は食べたいリスト約４０品中、２５品目を紹介しました！